人間ドックを受診される方へ

• 受診者様から医師へのご質問等は午後の結果説明時にお願いします。

身長､体重､体脂肪率､標準体重､肥満度､腹囲
身長と体重および体脂肪率、腹囲を測定し、標準体重と肥満度（体格指数=BMI）を計算します。

• ペースメーカーの方は、誤作動を起こす可能性がありますので、必ず検査係員にお申し出ください。

安静時座位測定
安静時の血圧（基礎血圧）を測定します。

• 血圧は時間帯や緊張度により変動します（30～50mmHg位）ので、リラックスしてお受けください。

視力（裸眼または矯正）
視力計で両眼の裸眼視力または矯正視力を測ります。
眼圧検査
非接触型眼圧計により両眼の眼球内圧を測定し、緑内障の傾向を調べます。
眼底撮影
網膜や血管の状態を撮影し、網膜の異常、動脈硬化や高血圧性変化などを調べます。

• コンタクトレンズ着用の方は測定前にお申し出ください。コンタクトレンズは外していただきます。

安静時標準12誘導（ミネソタコード分類）
<心拍数は心電図より自動計測>　
心臓の動きや不整脈、心臓疾患の有無を調べます。

• 手足、胸に電極をつけ、心臓で発生する微弱な電流の変化を測りますが、痛みはありません。

努力性肺活量､肺活量予想値､%肺活量､1秒量･率
肺活量などを測り肺の機能が正常であるかを調べます。

• 妊娠中及び妊娠の可能性のある方は実施しません。

直接撮影（正面）デジタル
胸部疾患の有無を検査､心臓や大動脈の状態を観察します。

• 妊娠中及び妊娠の可能性のある方は実施しません。

直接撮影（食道･胃･十二指腸）デジタル　
造影剤（バリウム）を飲み、食道から胃、十二指腸を描写し異常の有無を調べます。体位を変えて　各部位を透視しながら撮影します。（レントゲン室内では放射線技師の指示に従ってください。）

• バリウムを飲むと便が出にくくなりますので便秘気味の方は追加の下剤をお渡しします。
• 下剤の量は当日検査員にご相談ください。検査後は水分を多めにお取りください。
• 妊娠中及び妊娠の可能性のある方は実施しません。
• 女性ドックBは実施しません。

胆のう､肝臓､腎臓､（膵臓､脾臓）
胆のう、肝臓、腎臓などを超音波で画像化し、腫瘍や結石などの有無を調べます。

• 超音波の伝播をよくするため、お腹にゼリーを塗ります（空腹で行います）。
• 妊娠中の方は実施しません。
• 女性ドックA・Bは実施しません

12cc程度の採血をします。

血液学
赤血球､白血球､ヘモグロビン､ヘマトクリット､血小板数､MCV､MCH､MCHC､白血球分画　各種の貧血、血液疾患などを調べます。
生化学
総蛋白､eGFR､ALP､GOT､GPT､γ-GTP､LDH､総ビリルビン､総コレステロール､中性脂肪､　HDLコレステロール､LDLコレステロール､尿酸､尿素窒素､クレアチニン､アミラーゼ､ナトリウム､　カリウム､クロール､カルシウム､血糖(空腹時)､HbA1c　肝臓、腎臓などの健康状態を調べます。
血清学
HBs抗原（B型肝炎）､CRP､RFテスト､HCV抗体（C型肝炎）

• 契約により項目が異なる場合があります。

蛋白､糖､ウロビリノーゲン､ビリルビン､ケトン体､pH､比重､潜血､沈渣（蛋白･潜血が陰性時は省略）
糖尿病、腎臓病、尿路、膀胱疾患などを調べます。

• 生理日を避けて採取してください。
• 契約により項目が異なる場合があります。

免疫便潜血反応（2日法）
特に下部消化管からの出血の有無を検査します。

• 生理日を避けて採取してください。

左記項目いずれかのご希望がない場合やマンモグラフィーと乳房超音波の両方をご希望の場合、妊娠可能性～授乳中～断乳後半年以内の場合は、女性ドックではなく日帰りコースをご受診ください。

• 妊娠中の子宮がん検査は､妊娠経過に悪い影響を引き起こす可能性があり実施できません。
  
• 妊娠中及び妊娠の可能性のある方はマンモグラフィーと骨密度は実施しません。
  
• 授乳中～断乳後半年以内の方は乳がん検査､マンモグラフィー､乳房超音波検査は正確な診断が難しく実施いたしません。

乳がん検査（視触診）
+ マンモグラフィー検査
または
+ 乳房超音波検査